最近僕の所属しているバスケットボールチーム
JASRACに
二人の新メンバーが加わった。といっても僕もまだ入って2ヶ月の新米なのだが・・・。
まず、一人目は
「♯17 スグル」
彼は日本では本格的にバスケをした経験がないのだが、オーストラリアに来て、バスケにハマって毎週JASRACの練習に参加していた。
メンバーの帰国等で人数が少なくなって新メンバーを探しているとき、JASRACのメンバー全員が声を揃えて「
スグルに入ってもらおう!」と言ったくらい彼のポテンシャルは高かった。
現在スグルはJASRAC
不動のスターティングメンバーだ。
先週の試合では、自分より10cm以上も身長が高い選手を相手に
20~25リバウンドをもぎ取った。バスケをしている人は分かると思うが、この数字は半端じゃない(
リバウンドを制する者はゲームを制す)。
185cmという長身(チーム内では。)と、学生時代に
走り高跳びで鍛えたジャンプ力と、
全試合フル出場できる体力を兼ね備えたスグルは、かなり頼りになるセンターになりつつある。
もう一人は「
♯31 GARY」
GARYの
国籍は台湾。JASRAC創設以来、
初の日本人以外の選手だ。
GARYは、僕と同じ23歳なのだが、オーストラリアに4年以上も住んでいて、今はパースの一流ホテルに就職している。しかも、大学時代は日本に1年間留学していた。
彼は、「
英語・
中国語・
日本語」の3ヶ国語を自由自在に使えるのだ。中国語と英語はネイティブとほぼ変わらないくらい話せるのはなんとなく納得できるのだが、このGARYという男はたった1年の留学で日本語まで完璧にマスターしてしまっているのだ。
あまりの日本語の上手さに僕は最初GARYは日本人だと思っていた。彼の日本語はマジ凄い。
普段は日本語でアホな事ばかり言っている・・・
超秀才のGARYは当然の様にスポーツも万能だ。毎日仕事で大忙しなのに、金曜日の練習には
誰よりも早く来て一人でシューティングをしているし。
GARY自身が自分は日本人じゃないからJASRACに入るのはオカシイと言っていたが、そんな事にこだわる必要はない。
そして話し合いをするまでもなく、全員賛成で、GARYは見事に以前からの
夢だったJASRAC加入を果たしたのだ。
メデタシ・・・メデタシ・・・。